ジャック・マー アリババの経営哲学を読んで 勇気をもらえる一冊 - inokawablog

    ジャック・マー アリババの経営哲学を読んで 勇気をもらえる一冊

    勇気をもらえる一冊

    アリババ社の創業から現在までの歴史と馬雲(ジャック・マー)氏の哲学について書かれています。
    この本は、少し冗長な部分もありますが、力強い馬雲氏の言葉や思想に勇気をもらうことができる一冊。

     

    アリババの歴史

    大学受験に2度も失敗しながらも大学に入学し、教鞭もとっていた。決してエリートとは言い難い経歴だが、彼の情熱と狭義がアメリカにAmazon・ベゾス、中国にはアリババ・ジャックマーと言わせるまでに成長していきます。

    最初は翻訳会社をやっており、その後北京の政府系インターネット関連機関での勤務を経た後1999年に広州で電子商取引サイトアリババを立ち上げます。

    その後、アリペイなどを作り、海外進出していき、ニューヨーク証券取引所に上場するまでになります。

    エリートのAmazonのベゾスとは違いますが、会社の歴史としては似ているような部分があるような気がします。どの会社にも結構大きな困難や、倒産の危機になったりするんですね。

     

    三流のアイディアに一流の実行力

    多くの社会的なリーダーは圧倒的な実行力によって多くのことを成して来ました。この本の中でも、

    一流のアイデアに三流の実行力か、三流のアイディアに一流の実行力、どちらが成功するかという問いに、三流のアイディアに一流の実行力の方が良いと答えてあります。

    他の多くの書籍でもそうですが、実行力・行動力は成功する人の一つの特徴でもあります。最近話題のホリエモンさんの多動力や、孫正義さんの書籍の中にも実行に移すことの重要性が書かれています。

     

    実行することが大切。それから考えよう。

     

    アリババは決してエリート集団ではない

    皆さんもご存知であろう、三蔵法師が、天竺にお経を取りに行ったときの最遊記のお話のチームが最強だと言っている。

    三蔵法師

    多くを語らず、ただお経を取りに行く普通のリーダー。

    孫悟空

    武術も優れ人徳もあるが、気が短い。

    沙悟浄

    人生観や価値観を語るタイプではなく、仕事と割り切って仕事をさっさとやってしまって終わったらすぐに寝てしまう。

    猪八戒

    ずる賢いけど、なんとなくいないと味気ない憎めないやつ。

     

    一見、良いところと悪いところが激しそうな人材でも、チームとして協力しうまく組み合わせることで大きなことを成し遂げる。

    平凡な人々が非凡なことをする。これこそがチームスピリットと言っています。

     

    ネット音痴のIT社長

    馬雲氏は世界的なIT企業の社長でありながらネット音痴という面白い一面もあります。馬雲氏曰く、あえて『ネット音痴』でいるそうなのですが、「私が使えないということは、80%の人も使えないということだ」という信念があり、常に使うことを意識した立場でいることに重きを置くことで誰にでも使いやすいサービスを提供できるようにしているそう。
    ネット音痴でも世界的に成長できたのは、それぞれの能力を補えるチームを作り上げたのと、自分のやっていることを信じ、それを実行に移す行動力にあると思いました。

    若者にチャンスを

    ジャックマー氏は多くの大学で講演を行っており、若者にチャンスを与えようとしています。本書にはジャックマー氏が社内でも、若者に多くのチャンスを与えており、金は社員にかけろ、部下が自分を越えてこそリーダーたりえると言っている。

    昨年早稲田大学で行われた馬雲氏の特別対談は記憶に新しいです。とても素晴らしい内容で、Youtubeで見ることができます。講演などでも、彼の発言には力強さや自信がみなぎっており、才能ではなく圧倒的な努力や情熱から来る言葉は、多くの者の共感を集める。